こんにちは。3回生の伊藤です。
福島県のフィールドワーク2日目の夜に1日の振り返りを行いました!
11/4の2日目は、東京電力廃炉資料館、請戸小学校、東日本大震災・原子力災害伝承館の三つの施設に行きました。また、伝承館からバスで福島県の現在の街並みをガイドさんと見周りました。そこで感じたことや学んだことを一人ずつ言って、みんなで意見交換しました。
「トリチウムは水にほぼ等しいんだ」「東電めっちゃ謝るやん」「ニュースをみて避難しないといけない」など様々な意見が出ました。テレビやネットで知る情報と現地に直接行き知る情報では得られる情報が全然違うことに気づきました。原子力の事故の原因や、原子力発電の仕組み、事故による住民への影響を詳しく学び、感じ方がそれぞれ変わったのではないかなと思います。
意見を出し合った後、永松先生はみんなに「復興って何?」と質問しました。意見を出し合う中で「思ったより復興されていない」と思う人が多かったのですが、確かに先生が言う通り「復興って何?」と聞かれたら難しい質問であると思いました。たんに元の町に戻ることが復興なのだろうか。元に戻りたくても様々な事情で戻れない人もいる。元に戻ることが本当に正しい選択肢なのか。2日目のフィールドワークで見たもの聞いたもの、学んだことから復興がそう簡単に語れることではないのだとみんなが思い考えるきっかけになりました。

