おもひでぽろぽろ

こんにちは!残り少ない大学生活を、精一杯楽しもうと必死な永松ゼミ2期生梅木が今回ブログをお送りします。

ゼミ4回生は皆誰を見ても、卒論卒論卒論卒論・・・・・皆頑張ってます!
もちろん卒論は大事!!でも、大学生活を楽しむ事も同じくらい大事!!!
あと半年もない学生生活。もうこのブログも僕の番がもう一度回ってくることもないでしょう。

そこで、今回は非常に私事ながら
大学4年間の強烈な思い出を二つほど振り返りたいとおもいます。テーマは「学園祭」と「豚汁」です笑
では早速・・・

「学園祭」
入学して1週間、友達がどんどん増えていく喜びと、高校までと違う雰囲気との戸惑いが入り混じっていました。何より、これまでの教室のような、自分の居場所が無い気がして、無性に悲しくなったのをよく覚えています。
なにか友達との繋がりが欲しくて学園祭実行員に入りました。そこでのパンフレット局での一年間は非常につらい一年間でした。パンフレットへの広告掲載の契約を取りに行く仕事でした。まさか、大学1年目でそんな仕事をすることになるとは思ってもおらず、慣れない仕事に悪戦苦闘。一番よく覚えているのは、雨の日でした。契約企業数が足りず、この日を過ぎればもう契約してもらう事は難しいという期日ギリギリの日でした。しかし、先輩たちは誰もこれず、僕と一緒に入った同期の友達の二人で何十件もの電話をしなければならない、という超過酷ミッションを受けた日です。
しとしと雨の音が聞こえる教室で二人は雑談もなく電話をかけ続けました。しかし、結果は空振りばかり。しかし諦めずにかけ続けて3時間ほどたったとき、一つのアポイントが取れた瞬間の喜びは忘れられません。そうやって一緒に入った友人と共に辛い局面を何度も乗り越えて、最後の学園祭本番では、こんな笑顔で写真を撮ることができました。この局で頑張って本当に良かったと心から充実感を味わった瞬間でした。

学祭一年目

学祭一年目

 

 

 

 

 

 

 

こんな笑顔を後輩にもさせたいと二年目も頑張ったつもりです。この写真・・・僕たちは皆すごく充実したという笑顔で写真が撮れたと思うのですが(一人マスクしてますがwww)、どうでしょう?笑

学祭二年目

学祭二年目

 

 

 

 

 

 

 

「豚汁」
テーマだけ聞いても意味が分からないと思います。これは、私が永松ゼミに行きたいと思うきっかけになった「被災地に学ぶプロジェクト」に参加した時に味わった、この世で最もおいしい豚汁のお話です。「被災地に学ぶプロジェクト」は2月末から3月初め、東北被災地で2週間滞在しボランティアや被災地の人々の現状、町の現状、仕事の現状を調査し、学ぶというプロジェクト。私の滞在先は、遠野という岩手県のボランティア拠点がある町でした。もちろん、冬の季節。気温は基本的に-(マイナス)です。朝の会話は「あ、今日は2℃もある!あったかいな!」ということになるほど寒い!!私が遠野に着いた5日ほど前には-17℃を記録したそうで、それに比べればまだマシだった、のかもしれません。そういう環境下で、私達は毎日ボランティアや調査活動に向かい、その日のご飯も担当で自分たちで考える、といった生活をしていました。だんだんと疲れもたまり、朝もなかなか起きれなくなり、一緒に泊まっていた先輩のほとんどが風邪をひき、もう皆、精神も体力も限界に近い状態になっていました

そんなある日でした。夜、私達の寝泊りしていた宿舎の玄関をたたく人がいたのです。誰だ?不思議に思って玄関を開けると、近くにすむおばあちゃんでした。手には大きなお鍋が。「みなさん、お疲れ様です」おばあちゃんはそう言って、お鍋を差し出して「いつもありがとうございますー。これ皆で食べてね。寒いから、体あったまるから。」
蓋を開けると、そのお鍋には具だくさんのあったかい豚汁がたくさん入っていたのです!!疲れ切った僕にとってそのあったかい豚汁は、この世で最も「しみる」味、もう二度と忘れられない味でした。
僕は被災地にボランティアに行って、被災地を助けに来ているという認識をどこかで持っていました。しかしその瞬間、自分もまた、ここに住むあったかい人たちに助けられているのだと感じた、そんな豚汁でした。

他にも思い出は書ききれないほどありますが、これを書き続けているとブログ記事が終わらないので、今日はこのへんにしておきます。
みんな!卒論頑張らないと、卒業でけへんで!!がんばろ!!笑