ディベートをやる理由

こんにちは。

今回のゼミブログは、私、丸井が担当させていただきます。

2回生は5月23日のゼミで通算7回目ですが、最初のゼミでディベートの説明を受けてから、今日までずっとチーム内でのディベートを行っています。7チームの総当たり戦ですので1チームが行う試合は6試合。早いチームは来週には最終戦を迎え、2ヶ月間に及ぶディベートリーグも佳境を迎えてきました。4月の初めは、ゼミ室に3年生はほとんど居なかったのに、今では居ない方が珍しいくらい。そして、個人のロッカーにディベート用の参考書を置く人がちらほら見えます。皆、積極的にゼミに取り組んでいるのが見て取れます!

消費税のテーマで、経済学の本をロッカーに置く人がちらほら。

消費税のテーマで、経済学の本をロッカーに置く人がちらほら。

 

ところで、どうして私たちのゼミではディベートをやっているのでしょうか?

最初、先生はこのように説明されました。

「ディベートは、プレゼン能力、素早い思考能力、論理的判断能力、傾聴能力、論理構築能力を身に付けるためにやる。」

これは、ゼミでの目標である、「物事をとことんまで考え尽くすこと、確かな情報を入手し、根拠に基づくロジックを構成できること、それらを筋道立てて説明すること、他社の意見を聞き深く理解できること」に合致するのではないしょうか。

「私は震災の研究をしたいのに、なぜディベートなの!」と言っている人がいました。しかしディベートは目的もなくやっているわけではなく、ゼミの目標を達成するため。ひいては、社会において通用する人間になるために必要なものなのではないでしょうか。

 

実際に、ディベートが始まってから、個々人のプレゼン能力は上がったと思います。最初はおどおどと自信なさげに喋っていた人が、堂々と喋っています。尋問での応答も、最初の頃に比べたら素早く、論理的な回答ができています。間違いなく私たちは成長していると、皆が感じているのではないでしょうか。

 

授業内でディベートをするのはあと2週間で、論題も変わりました。最後のテーマは「日本は、原子力発電を代替発電に切り替えるべき。」です。世論でも注目を浴びるテーマだけに、皆、今以上に気合を入れて調べています。 

 

原発の本を図書館から借りる人が増えています。

原発の本を図書館から借りる人が増えています。 

ゼミ内での順位はチームD、チームF、チームGが3勝1敗で並んで、同率首位で争っています。どのチームが優勝するのかも見ものです。

 

あと少し!頑張っていきましょう^^