Author Archives: 堀武琉

東日本大震災・原子力災害伝承館

こんにちは。4年生の堀です。

私たちは福島県フィールドワーク2日目に東日本大震災原子力災害伝承館に行きました。

当伝承館は展示や語り部、研究などを通して、未曾有の複合災害について福島の被害や復興についての向き合い方を発信し、防災や減災を国内外に伝える施設です。

復興の象徴として、施設自体が防災の拠点となる造りをしていました。展示映像は最新技術を駆使し、大画面でとても迫力がありました。

展示品は地震前の展示や生活の営みを記すものから、災害後の救出活動や復旧に使用された備品等が展示されていました。また原子力発電の仕組みから福島第一原発の歴史、原発事故によって人々の生活が一変してしまった様子が壁一面に分かりやすく説明されていました。

当施設を見学したことで、地震、そして原発事故によって地域住民の方々が苦しい避難生活と分断を強いられたか知ることで改めて複合災害の恐ろしさを学ぶことができました。

初めまして。

10期生の堀と申します。
現在4年生はゼミの授業で先行研究の発表が行われています。今回は2名の生徒が体調を崩してしまい欠席という未曾有の事態となりました。その中でも安藤さんの発表から積極的な議論が実施されました 。

私は研究として、地元である和歌山県串本町の大規模災害後の地域の衰退について、研究を行おうと考えています。東日本大震災以降には行政施設の高台移転が急ピッチに進んでいます。今年もゴールデンウィークに帰省した際には堤防はこれまで以上に高くする工事を各所で行われ、建設中の高速道路工事も進んでいました。移転された町役場は私がいなかった3ヶ月の間に更地になっていました。毎回帰省する度に街の変わりように驚く自分がいます。

これから自分の研究を頑張りたいと思います。